《河合優子
Chopinissimoシリーズ》


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はじめに(2001年)


《河合優子
Chopinissimoシリーズ》は2001年から始まったスペシャル・プロジェクトです。
       
ナショナル・エディションによるショパン全曲演奏のリサイタル、そして公開レッスンと講座の
要素を持つマスタークラスこの2つの柱からなっています。

最先端のショパン研究と事実を示しながら、常に実践を最優先し

「まっすぐショパンの感動と核心に近づく」

ために一緒に感じ、考え
あらゆる可能性を試す長期シリーズです。

ショパンの感動はひとりひとりの心にあり、それぞれのすべてが真実なのだと思います。

皆様の心のなかにある、ご自分にとって真実な「ほんとうのショパン」。

それをさがすための大切な機会になさっていただけましたら幸いです。

               

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みなさまへ(2005年3月)

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2001年、21世紀最初の年からスタートした《河合優子Chopinissimoシリーズ》は、

皆様のおかげで今年2005年の夏には20回を越します。

1回1回、本当に充実した時間を重ねることができており、心から感謝しています。

ナショナル・エディションというすばらしいエディションの編集現場に

間近で接することのできる幸運、そして共感から、

ショパンの演奏史は間違いなく21世紀に大きく変貌を遂げることを理解した私は

できる限りよい演奏と正しい情報をお伝えしていく必要があるのではという気持ちから

このシリーズを始めることになりました。

私の一生とそのまま重なる、文字どおりのライフワークといえます。

Chopinissimo(ショパニッシモ)というシリーズタイトルは、

できるかぎりショパンの本質・核心に近づきたい という願いからきています。、




シリーズ開始当初は、ナショナル・エディションによる全曲演奏会をおこなうリサイタル・シリーズ、

そして全曲網羅のナショナル・エディションを使ったマスタークラス。

この2つの柱でスタートしました。

それぞれの都市にはそれぞれの特色があり、それぞれのご要望が

あるに違いないと思います。

例えば音大生の多い都市、ピアノレスナーの多い都市など場所によって条件も違います。

私はいつも、求められているものにダイレクトに応えることのできる、柔軟性のあるシリーズに

したいと願ってきました。

そんな願いを汲んでくださり、皆様がすばらしいアイディアをどんどん出してくださり、

シリーズはとてもいい形で発展を続けています。



最近ではリサイタルシリーズ、マスタークラスのシリーズと2つだけに絞らず、

受講生(公開レッスンを受ける人)の毎回の準備がむずかしい場合は

私の演奏をまじえた解説のみの「レクチャー」、または

「レクチャー」のあとに「ミニリサイタル」もおこなう盛りだくさんの「レクチャーコンサート」

も始まっています。

また愛知県岡崎市では、岡崎市が市政だよりでマスタークラスの受講希望者を募ってくださり、

抽選で当日の演奏者が決まるしくみになっています。



「リサイタル」になるのか、「レクチャーコンサート」または「レクチャー」、

あるいは「マスタークラス」なのか。 またはさらに違ったものになるのか。

決まったパッケージから選んでおこなうのではなく、主催してくださる方の希望をうかがうことで

新しい可能性がみえてきます。



今、皆様に求められていることにすぐに、適切なかたちで応えていくこと。

それによってこのシリーズも大きく成長することができる。

そんなありがたさをひしひしと感じるこのごろです。

(2005年3月)

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