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ショパン:バラード(全曲)/即興曲集
(ナショナル・エディションによる)
Cover Color & Tytle logotype used by permission from
Foundation for the National Edition of the Works of Fryderyk Chopin
( Fundacja Wydania Narodowego Dziel Fryderyka Chopina )
写真のページから:
Copyright Gakken
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録音
2002年2月
国立ワルシャワ・フィルハーモニー大ホール
使用楽器
スタインウェイD
プロデューサー
白柳龍一
エンジニア
ガブリエラ・ブリハシュ、レフ・ドゥージック
エディショナル・コンサルタント
ヤン・エキエル
GAKKEN/PLATZ
PLCC760
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発売後のCD評
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ショパン 2004年5月号
DISC SELECTION
イチオシ推薦盤 壱岐邦雄
ポーランド在住の河合優子がワルシャワ国立フィルハーモニー・ホールで
おこなった録音。
河合優子はワルシャワのショパン音楽院教授、ヤン・エキエルの秘蔵っ子弟子で、
師エキエル監修のナショナル・エディションによる世界初のショパン全集CD(ポー
ランドBeArTon)に起用されてもいるが、今度の新録音も、もちろんナショナル・エ
ディション(即興曲第2番は未出版の最新改訂版)による。
全集での演奏(99年録音)も魅力だったが、新録音では彼女、いちだんと成熟
している。
新旧の両CDに収録の『バラード第1番』を聴きくらべるとそれがはっきりわかる。
新録音のほうがテンポが遅い。
フレーズがしなやかにふくらみ、休止符、フェルマータで漂う余韻がゆったりと胸に
染み込んでくる。
左手の打鍵がより深まってバラードをドラマティックに物語る。
特にコーダで緊迫感を盛り上げ悲劇的結末になだれこむシーンが圧巻。
他の曲の含めてこの新録音、ピアニスト河合優子の深化と共に、彼女がポーランド
のショパン(といってもひと昔前の国民英雄的なものではなくてもっと自由、柔軟、
洗練のショパン像)のハートを完全に身に溶け込ませたことを証している。
河合優子はまた2001年からナショナル・エディションによるショパン・チクルス・コン
サートを展開中。
やがてショパンのスペシャリストとして河合優子の名が世界に広まる。
このショパン・アルバムもそんな期待を抱かせて楽しく、嬉しい。
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音楽の友 2004年5月号
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レコード芸術 2004年5月号
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日本経済新聞 2004年6月
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名ピアニストでもあるヤン・エキエルによる「ナショナル・エディション」が
注目されているが、 これは彼の弟子によるショパンと師への敬愛の
しるし、と言えそうな録音。これ以上はないというほど、大切に扱われた
音の積み重ねが、思いの深い音楽を作り上げた。
(文責:CDジャーナル)